環境計量証明事業登録 東京都(濃度)第863号

イオン分析により、水の起源を知ることができます。

水に含まれる主要なものの組成(イオン構成/イオン組成)を調べ、図化してわかりやすくします。
(キーダイヤグラム,トリリニアダイヤグラム,ヘキサダイヤグラム)
そのことにより、水質の特徴を把握しやすくなり、水質の変化も一目瞭然となります。

水質に変化が起きた場合、1つの成分・イオンだけが変化することはなく、それに見合った反対のイオンも変化します。
それらの変化を見ることのより、原因を追究することができます。

>>> [参考] 不明湧出水・漏水の分析調査
>>> [レポート] 弊社による不明湧出水の判定事例はこちら

トリリニアダイヤグラム(トリリニヤーダイヤグラム)/キーダイヤグラム

溶存成分の組成比を表現し、水質をグループ分けします。
菱形だけを用いる場合もあります。(キーダイヤグラム)

トリリニアダイヤグラム(トリリニヤーダイヤグラム)
表示分類摘要
炭酸カルシウム型浅層地下水
炭酸ナトリウム型深層地下水
非炭酸カルシウム型鉱泉、化石塩水の混入を示す。
温泉水
非炭酸ナトリウム型鉱泉、海水の混入を示す。

【例】
サンプル(1)の水は非炭酸ナトリウム型の水、サンプル(2)の水は炭酸カルシウム型の水となります。
同じ水脈なら1箇所に点が集中することになります。

ヘキサダイヤグラム

溶存イオンの成分量と組成を同時に表します。

ヘキサダイヤグラム

図形の形状と大きさで、溶存成分のイオン組成及び量を示します。
形が似ていれば、同じ水脈である可能性が高いといえます。