学校現場にて緑のカーテン効果を検証【2025年夏の温度調査】

緑のカーテンって実際どれくらい効果があるの?

緑のカーテンといえば、植物の葉が太陽の熱を遮り、涼しくなるというイメージをお持ちの方が多いと思います。では実際どれほどの効果があるのか気になりますよね?弊社では、緑のカーテンがいかに効果を示しているのかより分かりやすくするために、毎年お盆の時期に緑のカーテンを設置している各学校にて温度測定を行っております。

温度測定のやり方

測定方法は以下の2つで行っています。

1.温度計による測定
緑のカーテンに覆われている教室(緑化)、覆われていない教室(非緑化)、通常のカーテンで覆われている教室(カーテン)の3種類の場所で、それぞれ屋内・屋外(カーテンは屋内のみ)の計5ヵ所に温度計を設置します。そしてお盆の時期の9日間で温度を測定をします。

温度計
室内温度測定中の様子


2.サーモグラフィーカメラによる測定
サーモグラフィーカメラを用いて日中の温度計を設置している各教室を撮影し、温度分布を可視化します。

お昼ごろのある小学校(コンクリート)
左写真の場所をサーモグラフィーカメラで撮影したもの

測定結果から見える緑のカーテン効果

温度計によって測定した結果の一部をグラフにてご紹介します。このように緑のカーテンがある教室が一番温度を低く保てていることがわかります。

また、サーモグラフィーカメラでの測定でもその効果は明らかです。

非緑化(室内の様子)
緑化(室内の様子)

緑のカーテンがしっかりと日差しを遮り、室内温度を抑えていることが分かります。

まとめ

今回の測定結果から、緑のカーテンがしっかりと日差しを遮り、室内温度の上昇を効果的に抑えていることが分かります。緑のカーテンは、夏の強い日差しから教室を守ると同時に、子どもたちに植物とふれあう機会を提供する、身近で実践しやすい環境対策です。

私たち水研クリエイトでは、学校や公共施設を対象に、ヘチマやゴーヤなどのつる植物を使った「緑のカーテン」事業を展開しています。雨水を利用した自動給水プランターにより、水やりの手間を抑え、設置から管理まで一貫してサポートします。自然の力を活かし、子どもたちが快適で安心して学べる環境づくりに、ぜひご活用ください。

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