同仁美登里幼稚園（2004.5）
水研クリエイト
子供たちの利用（遊び）に耐える工夫がたくさん施されているビオトープです。
お客様のご要望に合うまで、何度も話し合いを重ね設計いたしました。
- 敷地面積：約170m²（水域：約35m²）
- 最大水深：40cm
- 構造：池、湿地、草地、土手、デッキ、木道、
屋根緑化小屋、雨水利用等
造成の様子
ビオトープ造成前の様子です。
白い枠線で囲われた遊具が並ぶ平坦なスペースが、設置対象になります。
遮水シートを設置し、池と湿地帯を作ります。
荒木田、赤土で法面を造成し、防水シートを埋設します。
木道・ウッドデッキ・観察小屋等を設置します。
芝張りと植栽をし、完成です。
芝張りには野芝を使用しています。
完成から半年の様子。
野芝を植えた土手にも自然に草が生え、草地へ誘導されました。
完成から１年後の様子。
設備等の紹介
【観察小屋&草地】
草地にはチップの層を埋めました。
土を踏みつけてもチップがクッションになり、草や樹の根が守られます。
また、踏みつけに強い植物を選定して植えてあります
【湿生地】
ビオトープ池の前は湿生地で、池が満水になると冠水します。
水辺の生き物と草地の生き物が交わる場所です。
自由に入ることができ、水深は約10cm以下です。
【ウッドデッキ】
メダカやカエルを、水面からすぐ近くで観察できます。
【ビオトープのリフォーム】
２０１１年にビオトープのリフォームを行いました。
水深の確保（浚渫）、木道とデッキの設置を行っています。
