直射日光で熱くなってしまう建物の屋上を緑豊かな菜園にすることで、省エネ及びヒートアイランド現象の緩和効果が期待できます。
また、菜園で色々な野菜を育てることで、収穫する・食べる楽しみが生まれます。
屋上サツマイモ緑化について
屋上に設置したプランターでサツマイモを栽培し、葉を屋上の表面にはわせることによって緑化する屋上緑化です。
【実施期間の目安:5月植えつけ~10月収穫】
まるで葉っぱの帽子のように、夏の強い直射日光を遮って建物表面が熱を蓄えるのを防ぎます。
これにより、省エネおよびヒートアイランド現象緩和効果などが期待できます。
しかも、サツマイモを作る楽しみ・食べる楽しみが味わえる“おいしい緑化”です。
緑化されるのは6~10月頃ですが、簡単に設置でき、比較的安価であることが特徴です。
小学校を対象にした屋上サツマイモ緑化では、5月ごろに環境学習として植栽を行います。
植栽をする前に、サツマイモ緑化の目的や効果、またサツマイモの特徴について説明をします。
芋ほり体験では、サツマイモの蔓をゴミとして捨てるのではなく、一部をリースやカゴのクラフト材料に利用しています。
例として小学校の屋上を掲載していますが、その他の条件でも対応可能です。
お気軽にお問い合わせください。
屋上サツマイモ緑化の効果
屋上サツマイモ緑化についてその効果を数値で表すため、計測を行っています。
日時 | 2011年8月18日(午前11:00) |
天気 | 晴れ |
場所 | 北区なでしこ小学校 屋上サツマイモ緑化 |
測定方法 | 放射温度計を用いて測定 |
屋上表面 | 56℃ |
サツマイモに覆われた 屋上表面 | 36℃ |
葉っぱ表面の温度 | 33.5℃ |
緑化により、屋上面が熱くなるのを防いでいることがわかります。
また、蒸散作用により葉っぱのまわりの温度の上昇も抑えられています。
(写真は測定日の屋上サツマイモ緑化の様子です。)
屋上緑化に適した植物
ーサツマイモとの混植で利用ー
屋上サツマイモ緑化では、サツマイモと一緒に他の野菜を混植することで様々な野菜の収穫も楽しむことが出来ます。
弊社では、主に蔓性の植物を混植に利用しています。
スイカ
カボチャ
トウガン
屋上菜園緑化の設備
屋上菜園緑化には、緑のカーテンと同様の設備を利用します。
詳しくは、自動給水システムについてをご覧ください。
掲示物の作成
ー屋上緑新聞ー
屋上という場所は普段入ることが出来ないことが多く、子供達に親しんでもらう機会を作ることがなかなかできません。
子供達が植えたサツマイモの様子を知ってもらうために、弊社では月に一回「屋上緑新聞」という掲示物を作成しています。
屋上ビオトープ+菜園
屋上ビオトープに菜園をつけることで、屋上で水の流れや自然の癒しを感じるだけでなく、野菜を育てる・収穫する・食べる楽しみが生まれます。
自動給水システムをつけることで野菜の水やりの手間を省くことも可能です。
菜園エリア
(自動給水システム付き)
ビオトープエリア
(循環ポンプ付き)
大きい規模のものから小さい規模のものまで、給水設備の有無などお客様のご希望に沿ったプランを提案させていただきます。
また、設置後のアフターフォローでビオトープ関連設備のメンテナンスも承っております。
お気軽にお問い合わせください。