滝野川もみじ小学校ビオトープ(北区)
平成29年9月完成
面積:約22m²
既設田んぼの漏水に伴い、隣接しているコンクリート池と共に改修工事を行いました。 田んぼと池の間にはデッキを設置し、水田作業や池の観察をしやすくしました。 また、ソーラー発電で水中ポンプを動かし、田んぼと池の水を循環させています。
施工時の様子
施工前の様子、ブルーシートを使った田んぼ
ブルーシートによる遮水では、老朽化や作業中に空いてしまう穴で、漏水してしまうことがあります。
また、自動給水装置はついていないので、水が減るとその都度溜める必要があります。
施工前の様子
培養土置き場(手前)、水域エリア(奥)
作業中の様子
田んぼエリア
作業後の様子
【田んぼエリア】
水域エリアと田んぼエリアの水は、ソーラー発電で動く水中ポンプによって循環させています。
作業後の様子
【水域エリア】
水域エリアには自動給水装置を設置し、常に水が溜まるようになっています。
また、稲の収穫の際や中干の際にはバルブを閉じることで、田んぼエリアへの給水を止めることが出来ます。
水域エリアと田んぼエリアの間には防腐木材を使用したデッキを設け、子供達が池や田んぼを観察しやすいようにしております。
施工後
令和2年度の様子【田んぼエリア】
たくさんお米が実り、稲穂が傾きはじめていました。
施工当時のH29年から約3年経ちましたが、故障等はなく、田んぼも毎年活用してくださっているようでした。
今後とも、子供達が田植え・稲刈りを通して、自然環境について楽しみながら学べるビオトープを活用していってほしいです。