富士山の湧き水を活かした水景づくり

私たちの取り組み

富士山麓に広がるゴルフ場で様々な水景の創出に励んでいます。
2019年1月に現地調査に行ってから、2022年の完成に向けて当地の自然ポテンシャルと
その魅力を最大限に発揮させるべく、お客様の御意向に沿って造成工事を行っております。

計画図計画図はこちら

湧き水の導水

富士山の豊かな湧き水を活かしました

当地ゴルフ場は、富士山噴火の際に降り積もったスコリア
(軽石のように多孔質で透水性の高い微細な鉱物)を
多く含み、乾いた土地条件になっています。
池や小川などの水景づくりをするためには豊富な水が必要です。
まず、水源探しから進めました。

湧き水の様子

池づくり

地形に合った自然な趣を大切にしました

お客様のご要望に合わせ、大小様々な池をつくりました。
湧き水を確保したとはいえ、一滴の水も無駄にはできません。
そこで弊社が得意とする防水シートによる池づくりを行いました。
池の水は循環でなく流し切りなので、最下流の池は
素掘り式で池づくりを行いました。

池の様子

小川づくり

親しみやすい小川をイメージしました

池と池をつなぐ小川は、人工的な雰囲気を出さないよう
自然なカーブを意識してつくりました。
小川も水を無駄なく流すため、防水シートを用いています。

小川の様子

沢ビオトープづくり

多様な水湿地をつくりました

沢の流れを堰き止めて水をたたえる場所をつくり、
棚田状の湿地を造成して様々な生きものの生息場所を整えました。
水辺を廻る散策路の整備も行いました。

沢ビオトープの様子

防水シートについて

弊社の施工において、池や小川やビオトープをつくる際には
漏水防止のため、塩ビ系シートを敷設します。
特殊な機械を使用して熱溶着し、シート同士をつなげることができます。
池の大きさや形に合わせることができるため、
小規模なビオトープ(弊社施工事例参照)から
今回のような大きな池まで多様な施工が可能です。

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