[ページのナビゲーション]
[コンテンツエリア]
すくすく!水耕菜園の仕組み (特許第44909593号)
エアレーション装置がいらない理由
水腐れ、根腐れの最も大きな要因は「酸素不足」です。
この酸欠を解消するために、多くの水耕栽培法ではエアレーション装置を必要としていますが、
当社の水耕栽培は「浮上性ネット」を使用することで酸欠問題を解消しました。
当社の水耕栽培は、浮上性ネットを水面に浮かせて、その上に重ねた吸水性シート上に種を播く(もしくは苗を植えつける)仕組みです。
浮上性ネットを用いることにより、吸水性シートと水の間に空気層が形成され、水面は常に空気に曝(さら)されている状態になります。
したがって、水には常に酸素が供給されるとともに、浮上性ネットの間を伸びる根(※1)にも常に酸素が供給されることになります。
※1 浮上性ネットの間の空気は湿気を帯びているため根が乾燥することはありません。
水やり、水の交換がいらない理由
野菜の吸い上げ量以上の十分な養液がプランターには入っていますので、栽培期間中水やりの必要がありません(※2)。
水の蒸発は水面を覆った遮蔽パネルが防いでいます。
また、上述のように酸欠による水腐れの心配がいらないので、栽培期間中水の交換をする必要もありません。
※2 小型プランタータイプの場合、植物の蒸散が盛んな夏期、野菜が大きくなった頃に水が多量に減ってしまう場合があります。その場合は水を足す必要があります。
浮上性ネットのその他の効果
根が浮上性ネットの網目構造に根が絡まることにより、根は養液を求めて下方に成長するだけでなく、横方向にも広がります。 このため、根の発育が促進されるので野菜の成長を一層高めることができます。