東久留米おひさま保育園の園庭ビオトープ
水研クリエイト最近は、保育園や幼稚園などちいさい子どもたち向けビオトープのご相談が増えています。
その背景には、東京都が出した「東京すくわくプログラム」という補助金があります。
ぜひ有効活用して頂き、子どもたちの未来を明るくしたいですね。
弊社でも、幼児期の子どもたちに生きものの面白さを伝えたく、
「わくわくビオトープ」と題していろんなタイプのビオトープを展開しています。
現場の保育者や子どもたちの声に耳を傾けて随時更新していく予定です。
今回ご相談頂いた東京都東久留米市の、
東久留米おひさま保育園では、
子どもたちが散策できる木道を施工いたしました。
現地確認を先生方と一緒に行い、イメージ図を作成してご検討いただき、
「バッタ広場」と「草の小道」の施工が決まりました！
野草マットについて
園庭に少しでも多様な植物や生きものを増やすため、
弊社では「野草マット」を植栽します。
野草マットの中には数種類の草花が生えており、
いろんな生きものを呼び込むのが狙いです。
野草マットがしっかり根付くように、
耕運機などを用いて土をほぐし、
野草が痛む前にすばやく植栽します。
「わくわく」する設計について
木道はつまずき防止のため、フラットに施工していますが、
直線的な設計のところもできるだけジグザグとさせて、
子どもたちが冒険のように「わくわく」と
楽しく歩くことを想像しながらつくりました。
野草マットと園庭の仕切りは、今回もレンガを使用しました。
こちらも木道同様に直線は避け、流線形で設計しました。
既存設備（丸い桝）を避けつつ、遊び心のある仕上がりになります。
「わくわく」する設計がきっかけで、
子どもたちの新しい発見につながれば嬉しいです。
安心・安全・国産杉の防腐木材を使用
木道で使用している枕木（木材）は、
佐々木木材防腐株式会社から取り寄せています。
安心・安全で環境にやさしい国産杉の枕木で、
高耐久性で加工もしやすく屋外での施工で活用させて頂いています。
国産の杉を利用することで日本の山林の活用に繋がればいいな、と
ひそかな願いもこめて・・・
完成
今回の工事は池などの水域がなかったため、
約1週間と早めに終わりました。
工事の担当者に話を聞くと、
施工中はあまり虫などの生きものに出会えなかったそうです。
（気候や季節の影響もあるかもしれません）
ただ、今回の施工で緑が増えたことで、
来年の春にどんな生きものがやってくるか楽しみです！
