グリーンカーテン実施のお手伝い
今年の夏は雷雨が多いですね。
異常気象の原因は何か、自分たちで出来ることはないか、考える日々です。
今年、数件のグリーンカーテンに関するお問い合わせをいただきました。
今回ご紹介させて頂くのは、東京都北区赤羽台にあるUR都市機構 ヌーヴェル赤羽台団地敷地内の一角です。
赤羽台団地とURまちとくらしのミュージアムの屋外空間を対象に、
新たな風景をつくり出す活動、デザイン、ビジネスなどのアイデアコンペ
にて、最優秀賞を受賞した株式会社キタバ・ランドスケープ様からグリーンカーテンのご依頼を頂きました。
赤羽台団地は昭和37年頃に建設され、2000年に入って建替え事業が始まりました。
歴史ある旧赤羽台団地は、住みやすく賑やかなヌーヴェル赤羽台団地に生まれ変わっています。
そんな広大な敷地内にある住居エリアとは別に、歴史ある建物を保存・活用している文化エリアがあります。
文化エリアでは今回の緑のカーテンだけではなく、住民たちをつなげる環境にやさしい取り組みが計画されています。
今回のご依頼内容は、資材搬入・設置レクチャー でした!
弊社が使用している基本資材一覧
- 底面潅水対応プランター
- 無電力自動調水器(自動水やり機)
- 培養土
- 基肥肥料
- 給水設備関係
- 雨水タンク
- ツタネット(耐候性)
- ツタネット緩衝材(建物保護)
- ロープ
- 生育管理(1回/週間)
この中からご予算に合わせて必要な資材をご相談します。
キタバ・ランドスケープ様から
「ツタネット設置、給水設備設置、生育管理はこちらのマンパワーで頑張ります!」
という趣旨のご連絡いただき、弊社もそのやる気に感化されながら準備させていただきました。
弊社で使用しているツタネットは耐候性のある素材なので長く利用することができます。市販のスズランテープやシュロ縄などは紫外線で劣化しやすいため、壁面緑化で使用すると落下などの危険があります。グリーンカーテンを始める際は、資材は丈夫で耐候性機能のもの、また月に一度程度のロープの擦り切れ点検などを推奨します。
炎天下の中、キタバ・ランドスケープスタッフの方々が手際よく作業し、
無事にツタネットの設置が終わりました。お疲れ様でした!
弊社社員もたまに生長具合を見に行きます。
植付け時期が少し遅れてしまいましたが、順調に生長しています。
ゴーヤのカーテンの中で、ニョキっと伸びている中央の株はヘチマです。
キタバ・ランドスケープスタッフの方が水切れや肥料切れに気を付けて管理されています。
秋の撤去まで、関係者全員で見守っていきたいですね。
皆様も立ち寄りの際は、ゴーヤたちの生長を応援して頂けると幸いです。