【緑のカーテン】ヘチマコンポストについて(2023/12/1)

さらに引き続き、緑のカーテン撤去についてです。

緑のカーテンは秋の撤去時、
ツタネットから剥がした葉や茎やヘチマの実は、
植物の発生材としてすべて処分していました。

撤去時の発生材の量は90ℓのゴミ袋、約10~15袋ほど
大量のヘチマ

ゴミとなってしまう、瑞々しい大きくて重たいヘチマの実などを
うまく活用できないかと考え、
数年前から始めた試みで、
大きな袋の中で微生物たちに分解してもらうヘチマコンポストをつくりました。

ヘチマコンポストは小学校の許可を得て、
各学校の目立たない校舎裏などに置いてあり、(一部未設置校あり)
子どもにもわかりやすい張り紙をしています。

葉やツタ、全ての発生材を入れることはできませんが、
大量のヘチマの実を入れ、半年かけてゆっくり分解します。

緑のカーテン撤去後は、
大きな袋がパンパンになるほどのヘチマが取れます。
分解さえやすいように、
カットしてから入れていきます。

投入3か月後
投入半年後

投入から6か月後は、多少分解されていないヘチマかすがありますが、
土としては十分使用できます。
春の植え付け前の土入れ替えの際につかいます。
(連作障害防止のためプランターの土入れ替えを行っています。)

土入れ替えでプランターから出た古い土は、
またこの大きな袋に入れて「分解係」を担います。
この方法で、今まで行ってきた「土の使い捨て」を抑えることができました。

このコンポストの設置学校を少しずつ増やし、
発生ゴミゼロを実現できたらと思います。

緑のカーテンで暑さをしのぎ、
ゴーヤ、キュウリ、スイカ、インゲンを収穫して食べ、
ヘチマでたわしをつくり、
発生材で栄養たっぷりの土をつくる、という

エコで楽しみ盛りだくさんの壁面緑化が世界中に広まればいいなと日々考えております。

今年度はこれにて緑のカーテン事業はおわりです。
また来年の春の投稿をお楽しみに!




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